2015年6月30日火曜日

何とかしたかった

只見町の事を深く考えるから、奥会津の事が好きだから、気になるのです。

このブログで2014年3月28日に書いた新明和駐在所、移転後に残された旧駐在所の建物が最近無くなった(残念ながら旧駐在所の写真が無い)。

旧駐在所は、コンクリート(只見町にはRC造の戸建て住宅は数少ない)で出来ていて、高床で雪国にも適した作りになっているように見えました。
改装すればまだまだ十分使える、いやいや、誰もが欲しがる家にだって蘇る・・・そうしたたたずまいの建築でした。

建物は県が建て、すでに駐在所は移転したから・・・とか、土地の所有者の事情とか、理由があろうことは想像できます。
でも、その後に出来た車庫はあまりにも淋しい。

どうしてこういうことになるのだろうか??十分に考えての結果なのだろうか??

自然首都・エコパークなら、有効活用できる建物を簡単に壊すことは避けないと。
RCを壊せば、廃棄物は出るし、エネルギーを沢山使うことになる。

環境に優しい町にするためには・・・資源再利用を町全体で意識したいものです。
そして町の景観を改悪(建築文化的にも)するような建て替えは止めなくては。

旧駐在所、有効活用することを目指して皆で知恵を絞れば、きっと新たな価値ある解決策が見つけられたはずなのに・・・・1つ1つのチャンスを生かせない現状を残念に思うと共に、何もできない自分が情けない。

2015年6月28日日曜日

フィンランディア

高校の吹奏楽部でフィンランディアを演奏してから50年。
あの時はシベリウス生誕100年でした。

そして今年が生誕150年の年、と言う事で、柏の葉吹奏楽団でフィンランディアを演奏するチャンスを頂きました。

昨日、譜面を受け取り、初見で・・・・50年ぶりでした。
高校の時はトランペット、そして今回はホルンなのですが、なんだか50年前が蘇る思いです。

今日は、新大久保でホルンのレッスン。
指導頂いている信岡洋子先生が「いちばん やさしい ホルンレッスン」という教則本を出版されました。「2ヵ月で書いたのよ」とおっしゃっていますが、大切な事だけを簡潔にまとめています。良い指導書だと思います。

今日は私の67歳の誕生日、お昼を、韓国のお店で富美恵のおごり(*^-^*)

2015年6月25日木曜日

水墨画の授業

雪村の原画
雪村(せっそん)は室町時代の水墨画の画家、福島県とゆかりの人物。
その、雪村の1枚の原画を携えて、大阪からわざわざ只見小学校へ授業(昨年に続き2回目)にお出でになった、髙橋範子さんと橋本さん。

昨日の授業を終えて、今日、毘沙沢にも来て頂きました。
毘沙沢のこの家に残された古い文字と絵を見て頂きました

人の縁は不思議です。
日本設計で共に仕事をしていた尾崎さん、今は、美術館、博物館などの展示のデザイン設計が仕事・・・その尾崎さんを介した縁でした。

小学校での授業の様子、少し垣間見ました。
最近の子供たちは、硯を知らない。習字は墨汁を使っている。
これをまず変えなくては・・・と、硯を携えての授業だったようです。
子供たちの作品

持参の硯

そして、和紙に筆で絵を描く。
描かれた絵(全学年・パラパラとですが)を見せて頂きました。
個性が出ています。
そして、それぞれがアートに成っていた。

髙橋さんは、只見町の自然がとても気に入ったと話されます。
雪村の水墨画と奥会津の山並みを重ねているようにも見えました。

冬にも来たい。来年もまた水墨画の授業を通して、成長する只見の子供達と交流することを楽しみにしている様子でした。

今晩、福島空港から大阪に戻りました。
飛行機とタクシーで毘沙沢に来ていただいたお客さまは初めてです。
来年もお会いしたいですね。

2015年6月23日火曜日

マイマイガ  その2

毘沙沢のマイマイガは、退治しても退治しても間に合いません。
家の前のスモモの木はほぼ丸坊主。

例年なら日陰を作るこの木も、今年は写真のようなありさま。

夕方、ブッポウソウの観察に、林道を歩きますが、マイマイガが気になって観察どころではありません。
林道沿いの草むらに、大量に育っています。

そろそろ、さなぎに変化し始める季節。
これらが一斉に飛び立つ日が近づいています。

恐ろしや。



2015年6月22日月曜日

第18回南会津合唱交流会

田島ポーレ合唱団
このブログの2008年6月22日に、第11回南会津合唱交流会の記載が有ります。
第11回が私達がコーラスはなみずきで最初に参加した交流会でしたから、過去8回参加したということでしょうか。

今年の18回の交流会は南会津町伊南地区で昨日開催されました。

会場風景

森の合唱団が歌っています

この間、第九合唱の関係でもお会いする方が増えましたので、顔見知りばかりになりました。
7年前とは大違い、雰囲気にも慣れて、とても楽しめる会になっています。

歌は一堕落、次は7月末の発表会(ホルンで参加)と柏の葉吹奏楽団の膨大な曲を消化しなくては(~_~;)。

2015年6月21日日曜日

田島吹奏楽団10周年記念コンサート

マイマイガの話題中
高校の時からお付き合いの深沢ご夫妻が遊びに見えました。
高校のブラスバンドで共にトランペットを吹いていました・・・20日の会津田島での演奏会を聴きに前日から来ていただきました。

ギターを奏でるお二人は、何回かこのブログにも登場しています。
演奏会前日なので、今回はお酒あまり飲めませんでしたね・・・そして早寝m(__)m。

田島吹奏楽団の10周年記念コンサート、沢山の方に来ていただいて無事に終わりました。
個人的には無事でもなかったのですが、でも、高齢者のホルン4年生としては十分に吹けたと思います・・・自我自賛。
これからも高齢者2人、面倒見てください。

あ、陰で今回のコンサートを支えていただいた、涼子さん、めぐ美さん、ご苦労様でした。

仙台から佐野さん、遠路聴きに来ていただいてありがとうございました。

若い人達の中に混ざっています





2015年6月19日金曜日

シャクヤク

庭に咲いたシャクヤク
奥会津では庭先でよくシャクヤクを見る。
大切にしている人は、花の時期に雨除けのために傘をかざしている家まである。

毘沙沢にも先人が植えたシャクヤクが有り、今でも花を付ける。
そんなシャクヤクが昨日咲いた。

今までもシャクヤクの花を作る農家はあるのだけれど、最近、薬用(球根)を目的としたシャクヤクの栽培を始めた仲間がいる。
薬用のシャクヤク栽培で、花だけ戴く

花は必要ないので先日戴いた。
花びらを煎じて飲むと体に良いと言う。
確かに朝鮮ニンジンのような味・香りがする。

薬用シャクヤク、豪雪地の一つの産業になると良いのだけれど。

昨晩、明和自治振興会の産業振興部会に参加。
空き家の活用を今年のテーマにして、部員間で情報を共有しながら、具体的な成果が見出せるよう尽力したいと思います。

2015年6月18日木曜日

マイマイガ

葦のような固い葉もバリバリと
奥会津で、今最大の話題はマイマイガ。

昨年秋、毘沙沢ではほとんど見なかったマイマイガ。
それでも春になると、多くの幼虫が家の周りで元気に育っています。

落ちてくる糞
最初は、大したことは無いし、家の周りで駆逐したところで、山中の幼虫の退治は無理。
そんな感じで、手の届くコナラなどの気になる毛虫だけ退治していたのです。

ところが、大きく成長するに従つて、沢山の糞は落とすし、庭木の葉は見る見るうちに少なくなる。

枝切りバサミで退治中

こいつらが、近々羽が生えて・・・窓にバタバタと突撃する姿を想像して・・・ゾゾゾ・・。

高い所の幼虫を、枝切りバサミで、チョキンチョキンと始めました。
全く、余計な仕事です・・・殺虫剤は使いたくないし・・・・。

2015年6月14日日曜日

練習だ練習だ

田島吹奏楽団・昨日の練習風景
楽器も歌も、とにかく音楽は練習だ!

欲張りすぎの私は、田島吹奏楽団で6月20日のコンサートに向けて9曲。
7月26日の発表会に向けて、「きらく」で木管五重奏2曲とホルンのソロ1曲。
柏の葉は10月11日のコンサートに向けて10数曲。



まだまだ初心者の腕前ですから大変です。

昨晩は、田島吹奏楽団の演奏会直前の練習。
そして今日は「きらく」、初めて全メンバーがそろって練習が出来ました。
「きらく」の全メンバー

フルートアンサンブル

大変だけど楽しいのが音楽の演奏ですネ。

2015年6月12日金曜日

激突

くちばしから衝突したのでしょう、くちばしの先が欠けています
朝食の時に「ドン」と言う音で、すぐに外に出ましたが・・・即死でした・・・コゲラ。

体長130㎜ぐらいでしょうか

過去にはアカショウビンが2羽相次いで窓ガラスに激突しています。
時には・・・小さな鳥は・・少し気を失ったのち、気が付いて飛んでいくこともあります。

山の中の窓ガラスは、鳥にとっては危険です。
対策を考えなくては・・・。

死骸は、冷凍して、引き取り手を待ちます。
有効に活用していただきます。

2015年6月11日木曜日

豊ということかな

富美恵が声を掛けて・・・・おしゃべり会。
最初は2010年6月2日のこのブログに有ります。

持ち寄り料理でぺちゃぺちゃと、良く続きます。

朝の散歩、雪の季節にお会いしたカモシカに遭遇。
少し、春っぽい明るい毛皮になっていますね。
この直後、慌てて森の中に姿を消しました
昨日のスズメバチ・・・でかかった。

2015年6月8日月曜日

ここ数日

草刈前の林道
あっという間に、グリーン・グリーンの世界になりました。

6日(土)、久々に田島吹奏楽団の練習に参加。
6月20日の演奏会が近づいて来ましたから、練習にも気合が入ります。
良いぞ良いぞ。
久々に気合が・・・

7日(日)は農道の普請。
昔は、沢山の参加者が居て、なんだかお祭り気分でしたが、今は細々と・・・。
毘沙沢林道は居住者3人だけ・・・あ、区長が少々助けてくれましたが・・・。

この時期は草がぐんぐん伸びる手前なので、草刈効果抜群。
今回の義務エリア以外の林道も・・・自前で除草・・・と。

枯草の下にサワガニ?発見。
山の中でカニ・・・ちょっと不思議な気分。
家の脇の土の中で発見

それにしても、この町の今最大の話題は、マイマイガの幼虫・・・毘沙沢にもウヨウヨです。
こいつらが皆蛾になったら
・・・・想像するのが怖い

2015年6月5日金曜日

この時間が良い・・・季節


民家再生のデザインには色々とあったら面白いと思います。
若い人達が住んでみたいと思える改装例が沢山出来ることが良いかな。

この時間が良い季節です。





2015年6月4日木曜日

水源の管理

毘沙沢では2つの水源を維持管理しています。
この2日間、そうした作業をしました。

1つは上水。
こちらはお隣の岩〇さんと協働で。
上水は谷の奥の湧水を貯水し、パイプで引いています

もう一つは融雪用の小さなダム。
上水は、数年に一度点検修理をしますが、融雪ダムは春と秋の2回、堆積物を除去します。
融雪用のダム、春の点検整備

只見町では、多くの建物が町の水道を引いていますが、布沢など山間の集落は、今でも集落単位で上水設備を確保維持しています。
先人から受け継ぐ、山の暮らしの知恵の一つです。

2015年6月3日水曜日

今朝の毘沙沢

雨が降りそうな朝、降り出す前に散歩。
左奥が城山

タニウツギが満開。
林道わきに最後の雪が残っています。
タニウツギ

毘沙沢最後の雪と倒木

道端で何方かが置き忘れたヤマウドの収穫を見つけました。
置き忘れられたヤマウド
2日ほど経っているのかな・・・でも、頂きます。

2015年6月1日月曜日

隣町の空家調査


2日間に渡る民家を話題としたイベント参加で、少し気持ちがそちらに向いています。

しかしながら、地元自治振興会でそうした活動がしたいと思いながら何もできていません。
過去に少しは試みた時期もありましたが、一人ではなかなか前に進めない・・・が実態です。

先日、囲炉裏端の交流会で南会津町の職員の方から「空家対策取り組み状況」の資料を頂きました。
資料によると、南会津町には平成26年9月1日現在、空き家が690戸あるようです。
さらに、空き家持ち主に意向調査もされているようです。

この数字を見て、南会津町でもこんなに沢山の空き家が・・・と、驚きます。

東京方面からの移住希望者は、南会津町で取り込まれて、只見町には来てくれそうにないな・・・と不安を感じました。

只見町でも、早々県外からの移住者促進策を強力に進めないと・・・。

福島県から、県外からの移住者に補助金が出ているようです。
資料をUPします。

庭先の日陰の雪が数日前にやっと消えました。
緑がぐんぐんと迫ってきます。良い季節になっています。