2015年2月28日土曜日

丸テーブル

幼馴染の章子さんから、「後20年は、元気で今井くんのテーブルで食事をしようと
意欲がわいて来ます」・・・などという殺し文句で依頼を受けた仕事。
直径800・高さ360

そんなに大きなテーブルではないけれど、都会では使いやすそうな丸テーブル。
昔ならちゃぶ台だな、でも今回は何処にでも置けるデザイン。

「歳を取っても、移動できるように軽く」などとも言われたが・・・少し重かったかな。
でも、立て掛けて転がせばいい。

なかなかに使い勝手が良さそうなので、続けてもう一つ同じものを作っておくことにしよう。
しかし、こいつは壊れるところが無いから、火事や津波に会わなければ100年は生き残れそうだな。

2015年2月27日金曜日

ちょっと吹雪

昨日とはがらりと変って朝から吹雪。
今の時期の吹雪は、何だか余裕で・・・・・・綺麗ね、などと。
毘沙沢の先祖の墓が右下、雪の中

2015年2月26日木曜日

戻りました

レッスンは新大久保で
昨日は久々のレッスンでした。
今の時期は、毘沙沢ではヤマハを吹いています。
そして、下界ではリコ・キューンです。

県民プラザのリコ・キューン

昨日のレッスンで、「ホルンの音がなかなか出ない」「ほわっとした、情けないような音が出ない」と言ったら先生に笑われた。
それでも、倍音の沢山含まれた、太い響きを得るための幾つかの助言を頂いた。

とにかく練習だな。
そして、良い音、好きな音を沢山聞くことだな。

キューンはそうした吹き手の努力を受け止めてくれる楽器。
早く、雪が解けて、山の中でもキューンが吹きたい。
家の前の雪はまだまだ沢山

今日、キューンを車庫の車の中に残して毘沙沢に戻りました。

2015年2月23日月曜日

嬉しい便り


高校の時、吹奏楽でベートーベンとあだ名されていた田中さんから手紙。
1年後輩だから富美恵と同期、なのだが卒業以来お会いしていない・・・と記憶している。

ベートーベンとあだ名されるくらいだから、音楽に才能があったわけで、その後どうされているのか?と気になっていたのでした。

予想通り、八王子市立油井中学で19年間も吹奏楽の指導を務め、全日本吹奏楽コンクールで東京代表にもなっていたのでした。
そして今は、その卒業生を主に構成する八王子由井吹奏楽団で指揮・指導をされている様子。

2月28日 八王子市芸術文化会館での定期演奏会のチラシが同封されていました。
雪の時期、私達は残念ながら今回は伺えないのですが、次の機会には是非と考えています。
嬉しい便りでした。

参加したいような曲です

2015年2月22日日曜日

春の気配

2週間ぶりに人の世界に下りました。
我が家の前、後ろが布沢城址(城山)

快適な林道歩行

快晴の春を感じる日差しがそうさせるのでしょうか。
林道で4組の人々と出会いました・・・今の時期にこのように沢山の人と林道で出会うのは・・・初めて?。
春の日差しとブルの圧雪がそうした人々の活動を呼び起こしたのでしょうか。

私達のこの時期の行動はお決まり。
郵便物を受け取ったりとこまごまとした用事を済ませ、田島吹奏楽団の練習に参加し、夜中に柏にたどり着く。
今の時期の夜の田島での練習に参加する方法は、ホテルに泊まるか、柏に移動するかしか無いのです。
21時に田島を発ち、25時少し前に柏着となります。
昨晩の練習風景

あ、そうだ・・・今年初めて、城山でカモシカを見付けました・・・2頭。
私がホルンを吹くので、恐れて近づかなくなった、などと富美恵に言われていましたので、元気な姿にホッとしています。
毘沙沢のカモシカ

2頭居るの分かりますか、左は子供?かメス?

2015年2月21日土曜日

不便の地に住まう

山の中に居ると情報が不足します。
家具を作るなど何かに没頭するのには好都合なのですが、刺激が足りない。

それらを解消するのにFacebookが役に立っています。
地域の情報、昔の知り合いの動向などが聞こえてきます。

田原さんだ・・・・藤森さんの写真拝借m(__)m
今朝、東京駅の復元を直接担当した田原さんがTV出演・・・だったのだが・・・FBで事前に知っていたのだが・・・BSしか観えない毘沙沢では無理と思い込んでいたら、BSフジだった(-_-;)。
こうしたチョンボは良く有るのだけれど、それでも都会の動向は知りえる。

地元では、トマトのハウスが危ないと知る。
雪国では当然秋にビニールは片付けるのだが、今年はそれでも危ない。
毘沙沢からはお手伝いに行けなくてスミマセン、でも陰ながら応援しています。
雪に埋まるハウス・・・清志さんの写真拝借m(__)m

便利な時代になっています。
ですから、こうした不便な場所に住まう人口がもう少し増えてもいいような、そんな気がしています。

そんな不便な地から久々に今日山を下ります。
先ほど林道をブルが走りました。
快晴・・・絶好の雪上歩行環境です。

2015年2月20日金曜日

スカイプの向こう・・・6か月

スカイプの窓からのぞき込む目fromロンドン・・・・生後6か月

下の歯が出た

2015年2月19日木曜日

今朝の毘沙沢

雪も少し落ち着いて・・・そして、朝、山に雪の花が綺麗に咲きました。

定点から
内貼りの布が豪華
工房の裂き織の仕事。

底はシナッカワの布



2015年2月17日火曜日

この冬2人目の来訪者

地の果てのような不便な毘沙沢に、今までも多くの方が遊びに来てくれました。
でも多くは良い季節が主で、雪の時期は、さすがに誰でもが遊びに来れるというわけにはいきません。

今年2人目の訪問者は麻衣子さん。
麻衣ちゃんは登山大好き、冬山だって行きますから雪の毘沙沢なんて・・・かるい軽い・・・のだ。
スノーシューで

只見町に移住して2年に成りますが、事情でこの春この町を離れます。
事情・・・それは後ほど・・・。

遠くに行ってしまうのはとても残念ですが、それでも、今後も只見町大好き仲間として、重要な場面には顔を出してくれそうです。
てな事で、7月末の森林の分校での発表会の伴奏を予約!(^^)!。
チョッとだけ合わせてもらいました

2015年2月15日日曜日

雪像

只見町は「ふるさとの雪祭」に大きなエネルギーを掛けています。
毎年大きな雪像を作ります。
これは、地元の建設業者の冬期間の仕事としての意味もあり、雪像のテーマは建造物・・・今年は東京駅。
博男さんの写真拝借

東京駅は私の仲間が復元再生に尽力したとても素晴らしい建築です。
私の好きな建物の一つでもあります。

でも、何故只見町に東京駅なのかな?
只見線を何とかしたいという町民の皆さんの気持ちがそうさせたのかな?
でも、昨年はユネスコエコパークの年だったし・・・。

雪まつり開催の2日間、残念ながら大雪、雪崩の影響でJR只見線は運休でした。
雪の東京駅に電車は来なかった。
町民としてはなんだか切ない、淋しい、情けない。

今後はJRに媚を売るようなこうした雪像は止め、只見町・奥会津の誇りの感じられる雪像を作りたいものです。

まだ終わらない

今日も飽きずに
雪を飛ばす先が無いというのに、未だ終わらない。
地元のプロなら、作業ステージを高くして上手く処理するんだろうけど・・・なかなか。

家の中では製作中。
シナッカワの布を使っています

2015年2月14日土曜日

雪の中で魚

隣の岩〇さんは、月に2回は東京から通っています。
雪の時期でも家を守るために、欠かせないのです。

仕事がありますから1泊2日で、家の周りの雪を片付けて帰ります。
これは大変な事です。

毘沙沢林道には私達の他に16軒の家があり、
3軒以外は別荘です。

今日は雪のまつりなのです・・・でも、林道の住人は参加していないでしょう。
雪道の為出掛けられないのです。
別荘所有者も、折角この地に別荘を持っていても、この時期は使えない。

アイターン者や、2地域居住者の生活を見ていると、この町は本当に本気で人口減少に取り組もうとしているのだろうか????と、考えてしまう。

今日我々は雪のまつりには行けなかったけれど、お隣さんから戴いた新宿伊勢丹デパ地下の干物で一杯(*^-^*)・・・感謝。

2015年2月13日金曜日

吹雪

昨日とは打って変わって猛吹雪・・・夕方からさらにすごい・・・ぞ。
ザザーザザーと屋根から落ちる雪・・どんどん埋まる。
明日から「只見ふるさとの雪まつり」・・・ああ・・我が家の周りは「雪ばかり」m(__)m。

2015年2月12日木曜日

散歩

一山超えて
予想外に良い天気・・・快晴。
雪片しも目途が付いたので散歩。

途中の障害になる枝などを取り除いたりもします。
作業も少しは
とにかく静かできれいなのであります。
こういう日は雪国、最高。
城山

時間と心に余裕のある都会の皆さま、只見町に住んでみましょう・・・豊かな暮らし。

2015年2月11日水曜日

自慢するしかない

豪雪地の雪は実に厄介者。
南の倉の前
されど、何やら自慢げ。
只見町は世界一の豪雪地、と何やら頑張ったりする。

道でお年寄りに会うと「や~良く降ったな」などと自慢げ。
ここは昔から苦労していた場所
私も「今年は今までにない豪雪」などと自慢している。


いや、今年は本当に大変です。
正式記録が3メートルを超えました。
ま、3メートルを超えることは過去にも有りましたが、この時期で・・・これは最高、などと。

毘沙沢の今年の雪、只見町高地の面目を・・・何とか守っています。
今日午後、林道をブルが走りました。




止む

北の窓から
一夜明けて、雪が止みました。
こうした朝の樹木が実に綺麗です。
そして、心も軽くなるひと時。

消雪池は屋根から落ちる雪を飲み込んで小さくなっていますが頑張っています。
今朝・この時期でも水の力は健在

2015年2月10日火曜日

陸の孤島

昨日からまたまた吹雪いて、良く降っています。
除雪機が直りましたから、ま、そんなに焦りませんけど・・・・。
右の壁の奥が林道

毘沙沢は陸の孤島となっております。
只見線も動いていない模様。

2015年2月9日月曜日

朝練

ストーブの脇の白い箱はパン焼機
3月22日(日)の「南会津吹奏楽フェスティバル」・御蔵入交流館、を目指して朝練。

フェスティバルの参加団体は田島高校、田島中学、下郷中学の各吹奏楽部と田島吹奏楽団の4団体。

私達の出演曲数は、田島吹奏楽団で3曲、合同演奏で3曲、アンコール1曲の合計7曲です。

朝練場所はストーブの前とコタツの中・・・今日の室温は5度、外は雪・・・・楽器が冷たい( ;∀;)。


2015年2月8日日曜日

消雪池で遊ぶ

中学・高校生の頃はスケートに夢中でした。
ハーフスピードなどと言う靴を履いて、頻繁に池袋のスケートセンターに出かけていた。

大学生になるとスキーに夢中の時期もありました。
子供のころから雪や氷が好きだったと言えます。

消雪池は、余裕があると周辺の雪を放り込みますが、夜間の冷気で凍り付くことが今の時期には良くあります。
水の供給が少ないと言う事が原因でもあります。

そうした時は長靴をはいて、池に入り、氷を割り、水をかき回し、給水口の周辺に雪氷の山を築きます。
こうすると良く消えます。

高齢になった今でも、氷と雪のこうした遊びが好きなのかな。

2015年2月7日土曜日

除雪機が復活

部品一つの不具合で動かない除雪機。
エンジン以外は単純な構造
結局、正規の部品は手に入らず、壊れた部品を使って、機能するように作り直してもらいました(昨日のブログに写真有)。

専門店を通してお願いしましたが、結局、こうした改良になれている地元の方に協力いただきました。
とにかく、古い機械ですから・・・でも、古いだけに機能は単純で、私にも原理が分かりますから、分解したり、簡単な故障は修理の道筋に見当が付く。

来年は新しい機械を買おう、などと考えていましたが、何やら、こいつに愛着がわいてきたぞ。

今日は晴れ、一日がかりで家の周りの雪を、久々に飛ばしました。
いよいよ、飛ばす先が無くなってきた。
機械が使えても、飛ばす先が無いのは・・・困ります。
家の南側は4メートルほどの壁

暖かい日の除雪は雪が重たい

2015年2月6日金曜日

戻りました

雪が少し落ち着いています。
壊れていた除雪機の部品が直りましたので、受け取って帰宅。
想像通りの穏やかな景色でした

林道も穏やか

帰宅早々に部品の組み立て。
ついでに3本のVベルトも新しいものに取り替えました。
除雪機の部品はこのようになりました
慣れない除雪機の修理、多少の心配事も有りますが、明日動かして調整します。

昨日、綾瀬でMさんとお蕎麦など食べ歓談した24時間後、真っ白な世界に身を置く生活は刺激的。
昨日の綾瀬会談

2015年2月3日火曜日

良く歩きます

これが将来の豊島区役所
都会に出ると良く歩きます。
父親の施設に顔を出しましたら、節分の行事で96歳の父が年男で張り切っていました。
父の介護施設・節分風景

娘に頼まれて豊島区役所に出向きました・・・豊島区は私の故郷。
その古~い懐かしい庁舎が5月に新しい施設に変わります。

新庁舎は、区の小学校跡地を使い、高容積を利用して、余った容積を住宅と事務所に売り、建設費を圧縮する事で事業を組み立てていると聞いています。
設計は私の古巣、日本設計の仲間、後輩達です。

1000%を超える高容積を消化する複合建築の設計は難しかったと思います。
庁舎と住宅と事務所と駐車場のコンプレックスです。
ええ~庁舎・・・・これはすごいぞ

低層部・庁舎のデザインは周辺との調和を考え、外壁をセットバックしながら分割したピースを貼り付けている。
う~、頑張っている。

我が故郷の庁舎が、我が仲間の設計・・・は嬉しいぞ。

2015年2月2日月曜日

南相馬博物館の特別展

昨年10月29日にこのブログで紹介した南相馬市博物館の稲葉さんから、特別展のポスター案が届いた。

4月25日から6月7日、南相馬博物館で開催予定のタイトル「福島に生きる爬虫類・両生類」には、副題で「身近な生き物から、未来の南相馬・福島を考える」とある。

そしてポスター案には初太郎さんが撮影した、毘沙沢の「田の字の田んぼ」の稲刈り風景が左下に存在感を持って取り上げられている。

そこには、稲葉さんの、南相馬という一地域に留まらない、福島県全域をテーマに今後の自然との関わりを考えたいという姿勢が伺える。

福島県は日本で3番目に面積の広い都道府県、そして東西に大きく自然環境が変化している県でもある。
そうした横断的な環境(被災を含めて)の大きな変化を見据えた中での被災地からの情報発信。

開催中には、是非出かけたいと思っています。