2013年8月13日火曜日

間丸貝

民家調査の初段、塩ノ岐、塩沢、蒲生、叶津、石伏など数箇所をこの目で見て回りました。
只見町の端、毘沙沢の住人は、今まで、この町を隅々まで歩いてはいなかったのです。

初段の目的は、茅を残した民家がどのようにこの町に今も存続しているか、です。
もっとも、茅がそのまま外から見える家は、残念ながら只見町には、文化財指定の2軒しか無い?と思われます。
他は、我が家もそうですが、トタンをかぶせています。

それでも、一応トタンの下に茅が残っている民家が旧来の奥会津の住居という判断です。
上に毘沙沢、下中ほどに間丸貝・・昭和12年の地図

塩ノ岐の奥に間丸貝「ままるかい」あるいは「ままんげ」とうい集落があります。
現在5軒の家が残りますが、内2軒は空きや状態。
その昔は9軒があったようです。そして今は、冬には1軒に1人が生活していると聞きました。
ここには3軒が茅を残していました。
編み組(ブドウのカゴ)で知られた目黒俊衛(故人)さんが住んでいた集落です。
奥会津の典型的な曲がり家

塩ノ岐の奥の奥では有りますが、開けた明るい素敵な場所でした。

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