2013年1月7日月曜日

雪のこと

朝から晴れ、これはラッキー。
晴れた日の朝の気温は低いし、お日様のお陰で屋根の雪は滑り落ちるし。
機械で雪を飛ばすのには、寒いときに降った雪、寒いときの作業が良いのです。
スルスルと飛ぶのです。ベタベタした重たい雪は除雪機も苦手。
除雪機はさほど複雑な機械ではないのに高価です
奥会津の雪は破壊的
豪雪の地にとって、理想的な建築の形とは?と、最近考えます。
昨日、ある人が「あの建物は郡山の建築家が設計したのだが・・・この地の雪を知らないので、いろいろ問題が・・」との話。

建築は、その地の気候風土を熟知し、経験を積んだ技術者が的確に助言して始めて馴染みの良い形になる、と思うのですが・・・・。
残念ながらこの地には、そうした技術者が居るとの情報がない。

奥会津には、木造茅葺民家の時代は長いのですが、近代以降の建築の歴史があまりに短い。そして、残念なことに、その時代が、衰退の時代と重なっています。ということは、真剣に考える余裕が無いままに今日に至っている。

「あなたは、建築の経験が長いのだから、この奥会津の豪雪地の建築に、貢献しては」との話も聞きます。
これは、神の声かもしれないと、雪を飛ばしながら少し考えます。

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