2012年8月7日火曜日

近い仲間

中越大震災以来、長岡市小国町・法末(ほっすえ)集落に入り、活動している都市計画家の宮田さんが昨日毘沙沢を訪問。私の日本設計同期の高橋徹さんと共に。
右から宮田氏 高橋氏

宮田さんは6人の同士と「株・法末天神囃子」という地域支援の為の会社を設立し、法末集落に古民家を住家としてグリーンツーリズム、農産物販売、法末クラインカルテンなど、農村を元気にする取り組みを続けている。

小国町は山の向こう側の新潟県なのですが、距離は意外と近く、環境と今抱えている多くの問題に共通点がありそうです。

都市計画が専門のお二人がなぜこのように田舎に興味を示すのか不思議でしたが、その柱は、日本文化が幅広く深く残るのは、かろうじて取り残された偏狭の地にこそ色濃い。そしてそれらが今、消え去ろうとしている現実を何とかしたい、との思いに突き動かされてのようです。

高橋氏も都会で活躍する都市計画家だが、最近は古民家の再生、新たな集落の再編に興味を示している様子。

なんだか、私の周辺にも面白い動きが出てきました。
10年近く離れていた建築への興味が、黙々とわきあがって来るような、少しそんな気が・・・。

ご案内した叶津番所の茅葺屋根の修理が終わっていました。

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