2012年6月30日土曜日

93歳の執念

東京の介護施設で生活している93歳の父が、兄の車に乗って毘沙沢に来ました。
このブログの2008年5月11日に書かれた時が最後でしたから、4年ぶりと言うことになるでしょうか。

その間、軽い脳梗塞やら体調の不良でとても只見まで来れる状態ではなかったのです。
そんな父が、とにかく「行きたい」と兄を困らせた訳です。

そして93歳の執念が現実になりました。
私も、まさか実現するとは思いませんでしたが、まさに執念です。親戚の静代さんも同行してくれました。

宿泊は、我が家では段差も多く危ないので、湯ら里にしました。
「温泉は危ないから止せ」との忠告もなんのその「大丈夫だ」と息子2人の介護つきで、ほとんど貸切り状態の大浴場、さらに露天にもしっかり浸かりました。

さすがに、今朝は疲れが出たようですが、何とか持ち直して、我が家で昼食を済ませ、元気に戻っていきました。「また来年も来たい」などと言いながら。

93歳の執念には驚かされます。


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