2011年2月4日金曜日

木との駆け引き




2月にはいって、今年2つ目の箱物に取り組んでいます。

私の所有している材は主にミズナラ、丸太から45㎜、60m厚に製材している為、製作過程でいろいろな寸法の材に切り出す作業が最初の大切な仕事になります。

厚さ45㎜の原板から28mの板を取り出すのに帯ノコで切り裂くか、鉋で削るか迷います。
薄板も欲しいので帯ノコで挽いてみました。大きく反りました。
想像以上の変形。これは木を見る力が足りなかった、ということです。

木は生き物、駆け引きを間違えると思い通りの寸法になってくれません。
こうした駆け引きが木工の難しさであり楽しみでもあります。

物を作るためにはいろいろな断面寸法の材が必要となります。
今日はそうした事に一日取り組んでいました。新しい仕上げ面を見るのは結構楽しい作業です。

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