2010年10月31日日曜日

第2回 森林のふれあいコンサート










心配していた台風の影響もなく、熱い気持ちを次回へつなげて終了しました。

前日のリハーサルは、私にとっては実に楽しみ。贅沢な時間でした。
沼尾さん、羽鳥さんという、プロの練習風景を独占。
さらに可愛い子供たちの一生懸命の姿。
本番以上・・・かもしれません。いや、そうです。

その間に、写真の皆さんの展示を行いました。
施設が施設なので、持参いただいた写真家の皆様には大変申し訳ない気持ちで一杯です。
それでも、いろいろ工夫をして、私には、素晴らしい展示に見えました。
心が伝わります。ありがとうございました。

夕食会は、ワイワイと、写真のように。
背景にある展示写真は今回お持ちいただいたものの一部です。

今朝は、早朝から地元のアーティストの皆さんが集合。
それぞれに練習。

本番は10時から始まりました。そして12時15分、ほぼ予定通り終了。

私だけの感想ではないと思いますが、素晴らしい演奏会でした。
そして、音楽の力というものに、触れることが出来たように思います。
ありがたいことです。

最後の昼食会は、地元の御餅を、タラフク頂きました。
あんこ、納豆、汁・・・。

人の縁というのは不思議です。少しずつつながって、どんどん大きくなっていく。
何か共感できる物に反応して大きくなっていくようです。

山の中で、このような奇跡が起こったことに、感謝したいと思います。
参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
来年につなげることが出来ると良いのですが。

2010年10月29日金曜日

プログラム出来ました




31日のコンサートの手作りプログラムが出来ました。
当日会場にお出かけの方には見ていただけますが、それだけではもったいない。
と言うことで、掲載します。

会場に来られない方も、プログラムを見て楽しんでください。
10時開演です。

画像をクリックすると大きく見ることが出来ます。

2010年10月24日日曜日

冬将軍が




天気予報では、そろそろ雪の便り。
朝晩の冷え込みがその近づきを感じさせます。

まだやらなくてはいけない事が山のようにあります。

霞が関ビルに置いて頂く椅子の製作に追われています。
雪の前に、もう一つ作らなくてはいけない仕事もあります。

除雪機を置く為の小屋を作ろうとも考えています。
ハデの片付けが・・・。

31日の「ふれあいコンサート」のプログラムを作らなくてはいけません。

そんな中でも、吹奏楽の練習にも出掛けます。
12月12日に、福島県警察音楽隊との合同演奏会の予定があります。
新たに7曲の楽譜を頂きました。
あ~私の能力を超えている、難しい曲ばかり。
そんな中に「錨を上げて」がありました。
あ~懐かしい、45年ぶりの演奏になります。

冬将軍とのやり取りの始まりは、この時期のお決まり。
のんびりと、余裕を持って迎えたいといつも思うのですが。

写真は、昨日の台鞍山スキー場と吹奏楽の練習風景。
この時期の夜の時間が私は好きです。

そういえば、昨日夕方南郷でクリキンさんの自転車集団とすれ違いました。
元気で、活躍していました。

2010年10月23日土曜日

「あそび田」の収穫量




先日持ち込んだ「あそび田」の籾。
今朝、収穫米を坂田のライスセンターに受け取りに行ってきました。
収穫量は106キロ、昨年の倍は採れたことになります。ニンマリ。

ライスセンターは木造の大きな建物。以前牧畜で使われていたと聞きました。
現在は米の乾燥と籾摺りにしか使われていません。

季節の良い時に音楽祭とかイベントには丁度良い大きさ、雰囲気。
いつかそんなことが出来たら、使えそうです。

2010年10月21日木曜日

絶滅危惧


「大学生の力を活用した集落活性化事業」の作業が進んでいるようです。
16日のテーマは「これからの布沢を考える」でした。

このチラシ、私の家には事前に届いていませんでした。
という事で残念ながら参加できませんでした。

チラシに布沢の人口構成の良くわかるものが掲載されています。
ポイントは10歳までの子供は5人。
20歳~39歳までの女性が3人しか居ないというところでしょうか。
今後もしばらくは子供の数は増えないという事になりそうです。

このままだと、間違いなく近い将来布沢は消滅?するかも?。

16日の作業でどのような妙案が出たのかは判りませんが、難しい課題です。

この集落にも絶滅危惧地域?の指定が必要になるかもしれません。

2010年10月19日火曜日

脱穀






今日、皆さんに刈り取っていただいた稲の脱穀作業が終了しました。
脱穀段階の今年の収穫量は144キロ。昨年が80キロでしたから、1.8倍ということになります。
田んぼの規模はそこまで大きくなっていない?と思いますから、昨年以上に良くできたということになるかも・・・・。

脱穀後の稲わらは一抱えほどの大きさに丸って片付けます。
穂の先端を結んでワラヒモを作りこれで丸くククルのです。
材料はそこにあるワラ、ククリ方は稲刈りの時と同じ方法です。
ぎゅんとひねって、片方を指で差し込みます。

小さな田んぼが生産する稲ワラの量は軽トラ一台分ぐらいでしょうか。

城山の紅葉は写真の状況です。遅れています。
我が家の裏はススキが一面に広がって、ススキが原となりました。

2010年10月18日月曜日

人の縁と地縁






富美恵の中学校の親友宮坂さん。その宮坂さんが東京でご家族でお付き合いしている目黒さんが只見町出身。
目黒さんの只見の家を借りて「五十夢」というお店を営んでいるのが我々も良く知っている舟木さんご夫婦と
小学校の同級が山内さんご夫婦。
そんなご縁で、都会と田舎が入り乱れ、この2日間楽しく過ごすことができました。

こうした場では、今井さんはどうして只見にお住まいですかと聞かれます。
話が長くなるので、いつも適当な答えをして失礼していますが、間違いないのはこうしていろいろな方と楽しくお付き合いが出来る機会が都会より多いということが有りそうです。

写真の皆さんも良く笑っています。
年齢も忘れて童心に返り、楽しく過ごすのにはこうした場所が似合っているのかもしれません。

皆さんがお帰りになって、ハデに掛けた稲を脱穀していたら、久々に思わぬ人が尋ねてくれました。
毘沙沢には人が集まる力が本当にありそうです。

そういえば、この週末、南米とチェロが只見に来ていたのですがお会いできませんでした。
またの時、お待ちしています。

2010年10月16日土曜日

マツタケ


只見でもマツタケがが取れた、という話は聞いていましたが、身近には感じていませんでした。

今年はキノコが豊富とか。
我が家にも、こんな大きな只見産マツタケが転がり込んできました。

勿論、採集者、採集場所は内緒です。

2010年10月14日木曜日

稲はしたたか







だいぶ秋めいてきました。
今年は、キノコが良く取れていると皆さんから聞きます。
紅葉は例年より1週間ほど遅いとも言われています。

それでも着実に季節は動いています。
ハデの稲穂は、すっかり色を落として良い香りを放っています。
そろそろ脱穀のタイミングでしょうか。

10日ほど前に刈り取った稲株に、新たな目が出ています。
よく見ると、稲穂が付いた物もあります。
刈られてもなを種を残そうとするこの生命力はすごいですね。

山椒の実ははじけて漆のような黒い輝き。
手にすると、あの香りが風に乗ります。

夏に不作だったズッキーニが今頃実をつけています。
谷の水は、順調に流れてきます。山里は、いたってのどか。

2010年10月13日水曜日

おのぼりさん







私の山里の暮らしは2001年、ニューヨークのワールドトレードセンタービルのテロ事件から始まりましたから満9年が経つことになります。
東京出身者ですから、お出かけはたいていが首都圏。あらゆる用事が東京を中心に発生することになります。

今回は少しまとまりました。

家具の打ち合わせで霞が関ビルへ・・かつてお世話になったある方の関係で・・・・。私が改装で担当していたロービーも久々に・・・懐かしく。
この建物は日本の超高層の第一号、竣工からすでに40数年。継続して改装もされ、未だに立派に機能しています。いや、益々魅力を増しています。

中学校の同期会に顔を出しました。会場が丸の内という事で、我が仲間が携わる東京駅の復元現場を確認したり、気になる中央郵便局の保存情況を確かめたり・・・。
同期会では数日前に稲刈りでお会いした数人とも再会、お洒落な会場でワイワイと。

初台の教会での演奏会。羽鳥典子さんのソロを、美しい歌声を聴くことが出来ました。
富美恵の誕生日へのお祝いの気持ちを乗せて。

父の住む赤羽の介護施設も訪れました。早いものでもう少しで2年が過ぎようとしています。

富美恵の母親が最近グループホームに入りました。
一つの家庭が消滅しました。家を片付け、大切な物と必要ないものを分類して多くの家具を処分しました。
この間、富美恵は大忙しでした。そういう年代です。

2010年10月7日木曜日

第2回 森林のふれあいコンサート


10月31日(日)「森林の分校ふざわ」で「第2回森林のふれあいコンサート」が開催されます。
午前9時30分開場、10時開演です。

前回に続き、チェンバロ奏者の沼尾美和子さんが総監督、そしてお仲間の皆様にリコーダーなどの演奏をしていただきます。
このブログの9月20日に、宇都宮のスタジオにうかがった時の記述があります。

メゾソプラノ歌手の羽鳥典子さんは、5月に我が家に遊びに見えたご縁で今回出演いただけることになりました。
そうそう、10月11日にカトリック初台教会聖堂にて行われる「JYD記念オーケストラ&合唱団第19回演奏会」ではアルトソロで出演されます。

地元からは、「コーラスはなみずき」「ブオーノ」と馬場玄徳さん、佐藤潤子先生と生徒さんに参加いただきます。

当日は、こうしたコンサートを影で支えていただいている、写真サークル「会津懇親会」の皆さんの素晴らしい写真の展示も企画しています。

2010年10月3日日曜日

稲刈り











晴天に恵まれて、小さな田んぼの稲刈りが昨日終わりました。

午前中、三々五々あちらこちらから応援隊が集まってきます。
ハデ掛けの仕上げをし、パーティーの支度をし、昼食はワイワイカレー。

1時から始まった稲刈りは4時には終了しました。
途中、お茶をしたりして、この速さ。
とにかく、作付け面積に対する応援隊の密度の高いこと。

作柄は昨年以上でしたが、収穫は田が増えたほどには増量していないかもしれません。
折角作った増築8段のハデは4段で全てを収容してしまいました。おかしい?
減収の話は毘沙沢以外の条件の良い田でも・・・・聞こえてきました、毘沙沢さもありなん。

夕方から始まった収穫祭。何時ものように肉焼きを中心に、収穫野菜などなど。
参加者は22人に及びました。
暗くなり盛り上がった頃、例によって格調高い演奏なども混じりました。

途中、私のドジからお騒がせいたしましたが楽しい会になりました。
お忙しい中、小さい田んぼ目指して、このように沢山の方に遠方まで駆けつけて頂きありがとうございました。
またお会いしましょう。