2010年8月24日火曜日

今朝の「田の字」





お盆を過ぎたら涼しくなる、というのは今年には当てはまらないようです。
暑い日が続きます。
お陰かどうか?稲の穂は全て出揃いました。

今年は、カメムシが大発生、畦の草を刈るとカメムシが田に逃げ込むので刈らないようにと報じられています。
お陰で「田の字」は原野に埋没しつつあります。
そして、事実カメムシをたびたび見かけます。
見つけたら手で捕まえてつぶします。くさい匂いと、お腹からお米のミルクがグニャリと・・・・。

稲の穂が早く出る、というのは山の中の田んぼでは必要なことです。
お盆を過ぎると太陽高度が下がり、日照時間が急に落ち、穂に良い米が入らないからです。
しかし、虫にとっては最盛期、好都合。こんな黒い虫を今年は初夏の頃から良く見かけます。

今年の「田の字」は虫の被害が目立ちます。
農薬を使わないと言うことはこういうことなのだと・・・つくづくと。

こうした時でも、自然に任せる・・・・凡人にはなかなか悟れないのであります。

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