2010年1月28日木曜日

素晴らしい一日




雪国で何が嬉しいか、晴天の太陽です。
雪の後の、快晴の青空と白い雪です。

昨日はそんな素晴らしい一日でした。

2010年1月25日月曜日

泥棒が?





今朝は快晴、外気温-12度。室温2度、工房-2度。
こうした日は消池の水も氷ます。

雪国ではこの期を逃がさず除雪作業。
我が家は、一番大切な南側の雪をまずは機械で飛ばします。
古い機械です。寒くてエンジンがかかりません。こんな時はプラグを外して磨きます。
不思議なことに、一度かかったエンジンが、キーを回しても止まりません。
止めるときはガソリンの供給を止めます。
負荷が急に大きくなるとパンパンとピストルのような音が出ます。
最初は恐々扱っていた機械ですが最近は気心が知れてきました。

そんな時電話。
工房で、作業場に使っている下の家の除雪は和義さんに頼んでいます。
「玄関前を除雪して中を覗いたら、玄関の引き戸が開いている。誰か入ったんではないか」「見たほうが良いのではないか」だった。
盗まれる物は無いし、とは思ったが念のため。往復5キロの雪上歩行。
幸い別状無し。和義さんの取り越し苦労。親切なのである。やれやれ。

おかげで、十分運動が出来たし。ま~いいか。明日から仕事しなくちゃ。

そうそう、おかげでカモシカと会うことが出来ました。
たぶんまだ子供?、そんな感じでした。

夕方からまた雪。

2010年1月24日日曜日

訪問者





この季節の毘沙沢への訪問者は限られます。
会津在住の方に、雪の季節に一度どうぞ、とお誘いしても、ほとんどが「え~」という答え。

そうした厳しい環境を、楽しみながら今日我が家を訪れてくれたメンバーは「只見の自然に学ぶ会」の皆さん。
自然大好き、虫や鳥や動物大好き、そんなメンバーです。
そんなメンバーだからでしょうか、毘沙沢への道中で日本カモシカにも遭遇できたようです。

家の周りの雪堀を手伝って頂きました。
食べ物の差し入れもありました。ありがとうございました。
また是非お遊び下さい。

2010年1月23日土曜日

嫁入り先



私の家具は原則受注生産です。
製作が終わると、オイルが乾かないうちに出荷されることもあります。

そうした家具の多くの嫁入り先は、東京周辺と福島県。
そんな中で、昨年末に担いで下山した写真の椅子は、その後京都まで運ばれました。

このクリの椅子は、介護アドバイザー・RX組の青山幸広さんの依頼でした。
青山さんはNHKの「ためしてガッテン」にも出演した介護の風雲児。

お年寄りを寝たきりにしない為、オムツや機械浴と戦い、新しい介護のあり方をアドバイスして全国を駆けずり回っています。
そんな青山さんが、最近京都洛北に町屋を改造した介護の研修熟「楽技介護塾・紫野庵」をオープンしました。http://www.rx-gumi.com/index.html

クリの椅子は、高齢者の為の椅子として研修に使われるようです。
アクセル全開で活躍する青山さんを見ていると、これからの介護に希望が見えるような気がします。
皆さんも彼のHPを覗いてみて下さい。

2010年1月10日日曜日

工房毘沙沢



昨年末、工房毘沙沢の家具の注文について、ブログ上で問い合わせがありました。

工房毘沙沢は2002年に開業してから8年間で椅子、テーブルと若干の箱物を183点作りました。
年間平均23点ほどしか作っていないことになります。
私1人で全てを作る。まさに零細工房。

と言うことで、営業活動はあまりしていませんが6年前に作ったパンフレットがありました。
ちょっと見難いかと思いますが様子が分かります。デザインの傾向も分かります。

基本的には特注家具です。こんな物が欲しいということで図面を書いて見積もりしてそれから作ります。
素材はナラとクリが基本です。仕上げはオイル。

問題は、すぐには出来ない。冬は出荷出来ないところにあります。
パンフレットには発注後3ヶ月とあります。
写真をクリックして頂くと大きくなります。

2010年1月6日水曜日

重い雪




朝から除雪作業。

昨晩、屋根の雪はドドドと家をゆすぶる勢いで落下。

落下して固まった雪は2m以上の高さ。
スコップで掘り落としながら飛ばします。

午後になると気温が上がり、重たくなった雪は時々機械に詰まります。

こんなことをしながら5時間の労働と5㍑のガソリンを使って家の南側半分ぐらいの雪を4mほど移動したことになります。

このまま雪が降り続くと、今度は飛ばす先が無くなります。
あ~困ります。
雪国はこのように大変です。

2010年1月5日火曜日

吹雪の中を







東京に親類縁者の多い私達は、例年、年末年始を東京で過ごしています。
それでも、その間、只見の天気は絶えず気にしています。

今年は、皆さんご存知のように年末年始、日本海側大荒れ大雪の模様。
そして、帰宅の今日はまたしても大荒れの予報。

そんな中を無事帰宅しました。
もちろん事前に情報を吟味し、町へ林道の雪の圧雪をお願いして。

暗いうちに東京を発ち、車の置いてある上三依塩原まで東武線・野岩鉄道でコトコトと。
難関の一つは、駐車場の雪。雪に埋まっているのは我が愛車。
駅でスコップを借りて掘り出します。

途中「カネマン茶屋」に新年の挨拶。キノコそばの昼食。

難関の二つ目は我が駐車場の前の除雪。
簡易郵便局で年賀状を受け取り、いよいよ林道歩行。
この時すでに吹雪。

林道の圧雪は幸い直前に終わっていました。
例年であれば2時間はかかる歩行が1時間の楽々トレッキングでした。
感謝感謝。

人の生活の無い家の屋根には雪が落ちずに積もります。
我が家の屋根にも写真のように重たい雪がたっぷりと。

また今年の毘沙沢での生活は雪との戦いから始まりました。