2009年8月31日月曜日

8月最後の日




台風の影響でしょうか、今日は久々にしっかりと雨。
富美恵は朝から上京、と言うことで車は無し。
外の仕事もしたかったのですが、雨では・・・・。

そんな時でも郵便配達はちゃんと来ます。
舘岩の漆の藤原さんから展示会の御案内。
小金井カントリーの時にお世話になっています。
何時でもOK遊びに来てください。お嬢さん、お腹に居る時以来お会いしていません。

と言うことでみっちり仕事。
今は「デニッシュ」と言う椅子を4脚製作中。今日何とか組み上がりました。

2009年8月30日日曜日

田島吹奏楽団





南会津町(旧田島町)の塩原寄りの山の中に、昭和12年、疲弊した農業を救うため「会津山村道場」が出来ました。その後「会津実験農場」「会津経営伝習農場」として地域農業の若い従事者を育成してきました。

そんな建物が現在「都市と農村交流拠点施設」として残っています。

昨日はそんな場所で吹奏楽の演奏がありました。
星空観察会のイベントです。

天候が心配と言うことで急遽体育館の中での演奏でした。
同時に沼田よう子さんの歌も聞くことが出来ました。

観客がもう少し集るとよかったですね。せっかくの演奏がチョットもったいない。

2009年8月28日金曜日

野菜



ニュースで野菜が値上がりしていると聞く。
田舎では今の時期、野菜が豊富。
我が家のお客さんはたいてい自作の野菜を持ってきてくれる。トマトが特に美味しい。

田んぼの師匠、彰さんちではスイカやメロンを美味しく作っている。これも頂く。

そして我が家でも少しは採れるものがある。林道のKさんから春先に頂いた枝豆を収穫。
ズッキーニは未だに出来ているし「ユウゴウ」は2つで13kg。マメも意外といつまでも楽しめる。
生ゴミ捨て場から発芽したかぼちゃも少し出来ている。

畑といえない畑でも結構収穫があるものですね、有難い。

2009年8月27日木曜日

今朝の小さな田んぼ





山の中の田んぼが始めて穂を出して早2週間が経ちました。
幸いこの間天候も良く、稲はほぼ順調?と言えると思います。

しかしながら、やはり山間部の田んぼの厳しさは想像以上で、さらに今年は夏が短く、梅雨明けが遅かった影響を受けているようです。

今朝の出穂率は6割というところでしょうか。8月末の100㌫達成は難しそうです。
はたして10月11日の稲刈りまでに米になってくれるのか・・・・・・・。

写真で穂の出ていないエリアは山側の一番遅い所です。
穂も色々で、籾が白く抜けているものもあります。こういうのが多いと収量が減るようです。

2009年8月23日日曜日

中山間地域等直接支払制度



8時からお昼まで集落総出の草なぎがありました。
中山間地は農業効率が悪い、高齢化が進むと言うことで放棄された農地を集落で維持することで補助金を頂いています。
その為の放棄農地の草なぎです。私も地区住民ということで参加したわけですが、放棄農地をなんとか守りたいと言う気持ちもあっての事です。

写真のような光景は田舎へ行くと良く見かけると思います。何で朝から集ってんだ?
田舎では何かと集落総出の行動が多いのです。

軽トラの荷台に草払い機と共に乗り、青い空と緑濃い山川を見ながら集団で行動するのもたまには良い物です。

エミネンス芦の牧




昨日は、会津若松市に在る介護施設「エミネンス芦の牧」の夏祭り。
昨年に続き「田島吹奏楽団」が演奏に出かけました。

私達夫婦は入団2ヶ月足らずですが参加させて頂きました。
屋内で1回、屋外で1回それぞれ6曲の演奏をして飲み物とお弁当を頂きました。

入団早々の参加でしたから外れた音が沢山出ましたがそれでも参加したことで練習になりました。
そして施設の皆さんに喜んで頂きました。

来週は南会津町で行われる星空観察会のアトラクションで演奏です。

ついでに、椅子の注文を受けていた大内の宿のお蕎麦屋さんに寄ってみました。
夏休みの土曜日ということで大変な混雑でした。東京方面からの車も沢山来ていました。
高速道路千円と甲子道路の影響かな。

2009年8月21日金曜日

じっと我慢


素人の田んぼは不安だらけ。
出穂から一週間が経ちましたがまだまだ全体の2割ほどしか出穂していません。

山の下ではほとんどの田んぼが見事に出穂が終了しています。
他との違いは個性、でも農業では不安。
農業国家で個性が育たないわけが判ります、他人と違うのは不安なのです。
そして自然の恵みは個人の努力だけではどうにも成らない作業でもあるわけです。

チョット遅めのカエルが尻尾の消えるのをじっと待っていました。
じっと我慢がきっと良い結果をもたらす事を祈ります。

2009年8月17日月曜日

長椅子





ゆったりした、大きな、存在感のある長椅子を造ってみたいと思っていました。
そんな長椅子が昨日できました。
3人は楽々、4人だって座れます。一人寝ることが出来ます。

座はナラの一枚板、削りだしのスピンドルは桜、共にオイル仕上げ。
他の部材はナラのワックス仕上げ。

永いこと・100年ぐらい・使っても壊れないように部材は太め、デザインはシンプルに。
肘受けの板は少し大きめ。根に近い硬くて木目に特徴のある物を使っています。

納品先は新宿のオーディオ専門店。

2009年8月16日日曜日

午後の我が家はライブハウス







当初はフルートとオカリナの仲間の集まりの予定でした。
ふたを開けたらまたまた楽しい音楽会。

総勢11人のライブハウスではリコーダーによるバロック音楽から始まって、フルート、オカリナ、サックス、ピアノに歌。さらにインド・ネパールの楽器バンスリまで登場。
リコーダーのSさんは自らリコーダー製作もしています。

オカリナノ会は練習曲を決めました、次回までにそれぞれ練習しましょう。

午前中には長椅子が完成しています。これは明日報告します。
田んぼの様子を見に来て頂いた彰さんと稲刈りの日にちを10月11日(日)に決めました。これは関係者におって連絡します。

いつもは静かな毘沙沢が今日は大変賑やかでした。そして暑い一日でした。

遠方よりお尋ねいただいた皆さま、楽しい時間をありがとうございました。またお会いしましょう。
豊さんのサックスと和子さんのフルート、潤子さんのオカリナ、写真がありませんでした。スミマセン。

2009年8月15日土曜日

終戦の日



私は幸い戦争を知らない世代として育ちました。
わずかに幼い時に見た焼け跡の記憶がある程度です。

そんな私が生まれる3年前、北区西ヶ原で結婚後2ヶ月目の母は東京大空襲で全てを失い、命からがら埼玉県の母方の田舎に避難しました。
その時の失望と怒りを日記に残していました。

母は大変穏やかな人で、決してアメリカ人を非難したりするような人ではありませんでした。その母にこのような日記を書かせた戦争の恐ろしさをこの日記から少しは身近に感じています。

写真をクリックすると大きな画像になります。

2009年8月14日金曜日

出穂(しゅっすい)





今日、ついに田植えから84日目で出穂がありました。決して早くはありませんが無難な線でしょう。
こうした最初の穂を「走り穂」と言うと物の本にありました。初めての経験ですから感激。

場所は、朝日が最初に当たるあたりの水下です。これから数日で多くの稲が出穂しそうな雰囲気。
折りしも天気予報はこれから晴天が続くとの予想。幸先が良い。

そんな確認をして、師匠の彰さんに報告をした直後。
田植え以来のクリキンさんとみ~やんが突如現れました。なんと奇遇。

これからの田んぼが益々楽しみです。でもいまだに心配です。
それでいて稲刈りをいつにしようか?早く決めなくては。

2009年8月13日木曜日

収穫


朝、小さな畑を一回り。
いい加減な畑でも毎日少しずつ収穫があります。
今日の収穫。
そろそろキュウリは終わります。
ミニトマトが、天候の割には元気です。
白くて大きいのが夕顔。

2009年8月11日火曜日

ヒエ(稗)




田んぼの除草はもっと大変なことだと思っていました。
しかし実際は考えたほどの物ではありませんでした。これは稲が水の中で生育するという特殊性に助けられているのだと気が付きます。
畑は草ぼうぼうのこの時期でも、水を張った田んぼには草は生えにくいという事です。

そんな中で、イネ科のヒエはひそかに育っていました。
稲より成長が早いので気が付きます(この時期まで気が付かなかったということです)。稲の中にちょっと違った姿で穂を付けています。

久々に田んぼに入って10本ほど引き抜きました。
稲にしっかりくっついてなかなか抜けません。根に指を入れて力いっぱい、ブス~。
稲より強そうです。

2009年8月10日月曜日

こいつに夢中


14歳の時に一度夢中になったコルネットにまた魅せられている。
東京オリンピックの前後、4年間ほどは一日たりと吹かなかった日は無かったほどに心酔。

あるとき東京文化会館の舞台に立って(もちろん合奏)、その時の影響からその後建築に魅せられて40数年のブランク。

そして今また夢中になりつつある。
建築は普遍性という意味では楽器ほどではない。
この真鍮の楽器は私の青春の時となんら変わない姿で待っていてくれた。そんな感じかな。

かといってそんなに上手に奏でる技術があるわけでもない。
吹奏楽団で、我が子のような年齢の若者と、共に同じ目的で過ごせることが新たに見出した魅力なのかもしれない。

2009年8月9日日曜日

小さな田んぼの今日






昨日は吹奏楽の練習で田島へ、練習の前にお蔵入会館の図書館へ。
いつもと様子が違う。駐車場が満杯。
そうです、選挙の季節です。会津は民主党が元気。
奥の図書館に行くには大勢の人の中を掻き分けて、大変でした。

道中、他の田んぼが気になります。
早い田は、稲穂が出ています。わ~すげ~。そんな感じです。

我が家の稲はというと、写真のように元気ですが、先日来水が入った所は葉の色が悪いように見えます。
雨の日が多いし、日照時間が少ない。心配です。

師匠の彰さんの畑のスイカを頂きました。すごく上手かった。さすがこだわりの有機栽培。

草を刈る



最近都会では各家庭で草を刈る、という作業が少なくなっていると思います。
都会では土を見ることも少なくなっていますから。
そんな訳で、ヒートアイランド現象対策で屋上緑化が有効な手段として評価されたりもします。そこでは草は大切にされます。

田舎では草は有難くない物として、いや、大変困る物として扱われます。
かつては肥料として刈った後の草は一箇所に積まれましたが、今はそんなことも少なくなりました。

今日は布沢区の「街道・林道草なぎ普請」の日でした。布沢の住人があちらこちらの林道・農道の草を刈るのです。
毘沙沢林道は4人で8時から作業しましたが、最後は他の場所を終えた人達が加わって11時ごろに終わりました。
今の時期の草は葛の蔓が絡まったりして結構厄介です。

私は素人が使う軽量の草刈機を使っていますが、それでも1リットルほどのガソリンを消費します。

終わって、シャワーを浴びて、ビールを飲んでから思うことは「田舎暮らしは大変だな~。でもビールは上手かったな~。」

2009年8月4日火曜日

工房の仕事






自営業というのは何時も休みのようで休日が無い。
このブログをちょっと見た人は、この人は何時も日曜日、と勘違いするといけないのでちょっと仕事の風景も。
工房は汚くてごちゃごちゃ状態です。それほどに実は忙しいのです。

現在は3人掛けの長椅子を製作中。
座は1枚のナラの板。背は削りだしのスピンドル36本。しっかりとした大き目の板の肘掛付き。
出来上がると新宿のオーディオ専門店のリスニングチェアーとして使われる予定。
前からこんな物を作りたいと思っていました。

もちろん出来上がったら、ブログで皆さんにも見て頂きますのでお楽しみに。

妻は10月2・3日の柏市・ギャラリー結の展示即売会出品作品の製作中。

そんな時でも、仙台から豊さんがひょいと現れるとすぐに演奏会に早変わり。
これが毘沙沢の良さかな。また何時でもどうぞ遠慮無く。