2009年6月28日日曜日

合同練習





7月26日の発表会に向けて合同練習をしました。

オカリーナ、ピアノに歌、フルート、コルネットがそれぞれ組み合わさって面白いことになっています。
面白い・・・それ以上に感動を与える音楽、というのは実に簡単なことではない、とつくづくと感じます。

それでも皆さんそれぞれ楽しいから、こうして練習します。

まだまだ




N設計事務所には昭和47年に入社しました。
「超高層の曙」霞が関ビルの設計メンバーが独立して5年目の新しい事務所でした。

新宿に京王プラザホテルの仕事を終えて、新宿三井ビルが建設中といった時期だったと記憶しています。
所員は皆若く、将来は無限といった空気が・・・・。

そんな中で30年間共に仕事をした先輩が遊びに見えました。
まだまだ建築界ににらみを利かせてもらいたいですね。

一方、韓国済州島のコンベンションセンターでお世話になった先輩和泉さんの訃報に接しました。
大変お世話になりました。

2009年6月25日木曜日

中耕除草




今日は快晴。田んぼの水温はどんどん上がりました。
お昼過ぎにはいろんな動物がまるで温泉を楽しむように。

でも良く見ると土の中から泡が沸いています。ブツブツと音まで出して。
そうなのです。泥の中のに埋まった草の根などが腐敗して有害ガスが発生していたのです。

調べてみると、この現象は田んぼでは常識。硫化水素とかメタンガスが稲の根に悪さをするのです。
こんな時は水を抜いてガスが逃げやすくするようにと書いてあります。

急遽水を抜くわけにもいかないので、田に入り稲の周りの土を掘り起こしました。
田に足を踏み込むと廻りにサイダーのように泡が湧き上がります。

この時期の除草は中耕除草と言うのだそうです。草を取り、根に酸素を供給し、ガスを抜く、そんな効果があります。

2009年6月24日水曜日

あれから一ヶ月




田植えから一ヶ月が経ちました。
という事で現在の状況を報告いたします。

写真のようにだいぶ力強く成長しています。
分けつも始まり、これから暑い日が続くとさらに枝分かれが進むのではないかと期待しています。

田の中の草は数日前に抜き取りました。週に一度程度作業(部分的に)をしてきました。稲が大きくなりましたので田に入るのはそんなに気を使わなくても良くなっています。

畦と周辺の草は昨日刈り払っています。

問題は当初冷水を浴びせた山側ですが、写真のように一部10日前後遅れています。でもこれから暑い日が多くなれば取り戻すのではないかと推測しています。稲の強さに驚きます。

畦には蛙の卵が葉の影に未だ数箇所あります。田の中にはおたまじゃくしが泳いでいます。ドジョウ、タニシは見かけません。

心配していたチエンソーの油はほとんど消えましたが未だ部分的に染み出て来ます。この段階では稲えの影響は無いと思われます。

下手の田に近寄ると沼の匂いがします。埋まっている草の根が腐敗しているのかもしれません。

2009年6月22日月曜日

梅雨本番




やっと梅雨本番。畑も稲も蛙も元気になります。もちろん雑草も。
雨は生命の一方の源。

防火用水には正真正銘モリアオガエルの卵が。白く風船のように枝からぶる下がっています。

そして田んぼの稲は心配していた分けつ(枝分かれ)を始めました。これでもっと株が大きくなってくれると良いですね。

生命の活動が活発な季節です。アナグマはまた今晩も来るでしょう。

第12回南会津合唱交流会






毎年今ごろの時期に南会津地域の合唱仲間が集る交流会があります。
会場は持ち回りで、今年は南郷に8団体120人ほどが集りました。

やはり女性が多いですね。食事をして、歓談して、それぞれのグループが発表。合同でも歌います。

内容は色々で、楽しみで歌っている人達がほとんどですが、それでも上手に歌いたいと皆さん練習しています。高齢者の多い昨今ですが何時までたっても向上心があるというのは良いです。人を若くします。

アナグマと思われる訪問は未だ続いています。

2009年6月20日土曜日

小さな畑に被害




昨日と今日と、小さな畑を動物が荒らしている。
土をほじり、ミミズを食べていると思われる。
このあたりにイノシシはいない。心当たりはアナグマ。

アナグマは昨年母子で現れて目撃している。可愛い。
いくら食べてもいいのだけれど、作物を鼻でぐいぐい押すものだから困る。

現れる方角が判る。棒があると避ける。ということで写真のようなことをした。浅知恵。

先人が残した芍薬(シャクヤク)が綺麗です。

2009年6月17日水曜日

またまたBMが




わが友を乗せたBMがまた現れました。お土産を抱えて。
そして慌しく夕暮れに消えていきました。

彼は最近、山梨のほうに何棟かの家の建つ敷地を購入したのです。
そして何年か掛けて手を加え環境整備する計画を立てています。
話はだいぶ具体化してきました。長年の夢が実現に向けて動き出したという感じです。
着実に進めています。楽しみです。

私はと言えば、田んぼのうんちくをたれ、愚痴をこぼし・・・・。すみません何時も。

そんな彼が私の田んぼで働く勇姿を写真にしてくれました。山の中の田んぼの雰囲気出ています。サンキュー。

2009年6月16日火曜日

チェンオイル



チエンソーはガソリンのほかにチェンオイルが必要です。機械を動かすとオイルがそのまま自然界に飛び散ります。
燃料とほぼ同量消費すると聞きます。でもドイツでは環境に配慮して消費量を最小限に調整しているとか。

昨日、田島のSTIHL代理店に寄って植物性のチェンオイルを注文しました。
STIHLはドイツの会社です。
そして今日届きました。バイオプラスショクブツセイ。入れ物には生物分解可能チェンオイルと表示されています。
もっと早くこれを使っていれば今回の田んぼ油膜事件は無かったのに。

田島の代理店、私の好きな店です。昔からかたくなにSTIHL。
おばあさんと話しました。お茶も入れてくれました。
「昔は山の木を沢山切ったんですよ。その時は秋田、山形あたりからも沢山の人が働きに来て。うちもその時からこの仕事してるんです。」「STIHLのチェンソーは何時までたっても部品があるので修理が出来ます。」
頼れる店、最近本当に少なくなりました。

2009年6月15日月曜日

除草は楽しい?




妻を田島駅に送る途中、大きな田んぼが気になります。稲は大ざっぱに植えられています。一株の数は大目、5・6本かな?そして草が生えていません。

毘沙沢の小さな田んぼは弱弱しく、草がいっぱい生えています。
お昼前に一時間半ほど除草作業をしました。
快晴、温んだ水の中で、麦藁帽をかぶり腰をかがめて。
こんなに楽しい作業を皆さんにも経験させてあげたい、なんて考えながら。

師匠の彰さんから教わったデッキブラシ(ブラシを少し加工して)を使って始めた除草でしたが途中から素手に変わっていました。
手で稲の周りを丁寧に、泥を掘り返すように。根の付いた草が浮きあがるように。

こんなことを昔の人は一生懸命やっていたんですね。田植え、稲刈りの間に除草体験、是非企画したい物です。こんな楽しいことを独り占めでは申し訳ない。

それにしても除草剤威力あります。そして田んぼの楽しみを奪ってもいます。

2009年6月14日日曜日

毘沙沢の今




工房ではサクラの勉強机とサイドキャビネットの製作が最終段階。
そんな中でラッパ、コーラス、オカリーナの練習に田畑の世話と忙しい毎日を送っています。
コーラスは6月21日の会津地域交流会で発表。
オカリナとコルネットは7月26日に森林の分校で発表会があります。

昨晩は初めて田島吹奏楽団の練習に参加しました。車で片道1時間。
会津若松から参加のメンバーもいますから・・・。
集団の器楽練習に参加するのはなんと高校以来でした。思い出します。
私はまだまだ未熟ではありますが、毎週の練習、出来るだけ参加したいと思っています。

そんな中で心配事が。
田んぼの水に油の幕が浮いているのです。
原因は土嚢。チエンソーの油の付いた土嚢を使って水を堰き止めていたのです。
もちろん気が付いて土嚢は取り替えたのですが・・・。
代掻きで土に混ざった油が何時までたっても取れない。

チエンソーのオイルは植物性の油もあります。でも一般的には鉱物質のオイルを使っています。
こんなにしぶとく自然界に残存するとは・・・。反省しきり・・・。水に集る動物たちに申し訳ない。

それでも田んぼの稲はほぼ順調ですからご心配なく。
草がだいぶ繁殖してきました。

野菜もそろそろ元気になっています。

2009年6月11日木曜日

大地の温もり

東北も梅雨入りしました。
今日は一日優れない天気。でも雨が沢山降って田んぼは元気・・・・。

夕食後、田んぼの様子を見に行きます。水に手を浸し、土を撫ぜます。
土は温かくビロードのように滑らかです。
田んぼの土は実に暖かいのです。太陽の恵みです。ホッとします。

2009年6月9日火曜日

田んぼ再生-10  少し改良


沢から直接水を引いて2週間が経ちました。
引き込み口に近い稲は元気がありません。

改良を決意。一段上の荒れた田に水を引き入れ、暖める構造にしました。
来年はここも田んぼとして使う予定ですから、その為にも今年少しいじっておく事は良いことです。

昨日、一段上の田の周辺を決めて低い畦に土を盛り、沢に新たに土嚢の堰を作りました。
夜から水を引き込みました。
予定では、今日一日暖めて夕方から1番目の田に引き込む予定でした。
予想外、何もしないのに上の田の水は土を浸透し、目的の田に流れました。
結果OK.
おかげで、冷たい水が特定の場所を攻撃する現象は避けられたようです。しめしめ。
これでこの問題は、たぶん解決すると思われます。
夕方の田の水温はぬるいお風呂ほどに上がっています。

2009年6月7日日曜日

人生の節目


還暦は人生の節目。
大学の同期がそんな時期になりました。
皆、建設界でバリバリと働いてきましたが、そんな彼らも次なる人生に歩み出す、そんな歳になったのです。

そんな大学の仲良しが遊びに来ました。
新たな挑戦をする者、延長線上で頑張る生き方。それぞれ悩んだ末の第二の人生です。

私はだいぶ前に次なる生き方に軌道修正しましたから、先輩かな。

まだまだ人生は先があります。それぞれ充実した生活の展開を楽しんでもらいたいですね。
また元気でお会いましょう。

2009年6月6日土曜日

田島吹奏楽団



今日、田島御蔵入交流館文化ホールで行われた田島吹奏楽団のコンサートに出かけました。
出来れば入団したいと考えてのことでした。

想像以上の出来栄え。メンバーは皆さん若く、はつらつとしていました。
スペシャルステージは木管五重奏。洗足学園音楽大学の3年生のグループでしたが本当にステキでした。

音楽っていいですね。私と妻は来週の練習に参加することにしました。
また一段と忙しくなりそうです。

2009年6月4日木曜日

田んぼの今日




田植えから12日目。そろそろ稲に勢いが感じられる。それでも山側が今一つ元気がない。日照の関係かな?
蛙の数が増えてきたように思われる。人の影を感じて土の中にもぐる。午後、蛙を飲み込んだヘビを捕獲。

良く見ると土の表面に小さな草が生えだしている。水の中だというのに。日当たりの良い場所に多い。
7日に除草作業をする予定。

2009年6月3日水曜日

水源




毘沙沢の集落の水源は昔から二つの沢に有りました。
そして我が家は西の谷の奥。300㍍ほどの場所にある水槽を使っています。

今日は仕事の合間に、水槽までの間の草払いをしました。
今の時期草払いを忘れると大変です。水源がトラブった時、簡単に到達できないのです。

すでに葦が茂っています。このままにすると、背丈を越え密集して先が見えないほどになります。そうなると草刈機でも簡単ではないのです。

水槽からさらに奥に水源があります。湧き水です。年間通して枯れた事はありませんが、今年は雪が極端に少なく心配です。

葦はすくすくと勢い良く天に向かって伸びます。この景色が私は好きです。

2009年6月2日火曜日

手づくり工房・あくいーる




私はプロの職人が好きです。
鍛冶屋、石工、大工、焼き物などなど、そして私は家具屋。

只見町小林にパン屋さん「あくいーる」があります。パン屋さんも職人。

西洋の町を歩くと、朝一番にパン屋が店を開けています。とにかく大変な仕事です。一日中工場で作業していないと仕事になりませんから。パンの種類は沢山ありますし。

「あくいーる」は写真の女性パン屋さん。休む間もなく工場の中を駆けずり回っている、そんな感じです。
そして美味しいパンを沢山作っています。

女房はパンが大好き。美味しいパンやさんが近くにあるおかげで助かっています。
お米の国会津ですが少しずつパン食も定着しつつあるように見えます。

肝心のパンの写真は掲載していませんが、皆さん、只見にきたら是非「あくいーる」を直に覗いてくださいね。