2009年5月31日日曜日

除草



最近の田はまず除草剤を使う。その量は色々でしょうが、最初から除草剤を使わない田は少ない。

我が家の田んぼは除草剤無し。ということで師匠が登場。
デッキブラシの除草作業。丁寧に土の表面をなぜるように。
私もやってみました。まるで修行僧のような作業。静かに丁寧に。虫が寄ってきますが、我慢。

除草作業終了後、全面に米ぬかを撒きました。
もちろん飼料としての役割ですが、草を抑える作用もあるとか。

かくして毘沙沢の田んぼは今のところ順調です。今日は一日雨。

2009年5月30日土曜日

一週間が経ちました




皆さんが植えてくれた田の今の状況を報告します。

あの後、あまり雨らしい雨もなく、水不足。2日に一度ほど田に水を引いています。
特に一番目の田の水がすぐに下がります。
幸い2,3番目の田は水もちが良いので助かっています。

稲の状態は上々?かな。浮いたり、潜ったりしたのはその都度直せる物は直します。
一週間前より少し大きくなった?かな。真ん中から針のような新しい葉が伸びてきているように思います?
元気なのは2番目の田んぼ。山に近い田は日照時間が少ない分ハンディーのようです。山の木をもっと切っておけばよかったかな。

昨日は周辺の草刈。この一週間でだいぶ茂ってきました。でも本番はこれからなんでしょう。

2009年5月27日水曜日

家庭菜園



昨晩はコーラスの練習。
先日来の疲れが出たのか、今朝起きたらのどが痛い。風邪を引いたようだ。

今日は一日デスクワーク。民報サロンの作品集・中表紙の文章が今月末締め切り。

田の水を満杯にしようと思い今朝から引き込む。午後雷と激しい雨。お陰で田は満杯。

庭先に小さな畑を作っている。キュウリ、ミニトマト、ユウゴウ、マメ。
マメの苗はKさんから頂いた。
今年はかぼちゃを沢山作るよう妻からの指令。そろそろ始めないと。

2009年5月25日月曜日

田んぼのその後

昨日、皆さんが引き上げた後、私の作った水引き込み装置の不具合から田んぼの水位が上がりました。
師匠からの指摘もあり、昨日の午後慌てて水を抜きました。

そして今日は用事で朝から宇都宮へ。夕方戻り、まずは田んぼへ。
1番目の田の水は下がって土がだいぶ出ていますが2番、3番は上々です。
1番目の田へ水を引き込むかどうか迷いましたが、せっかく温まった田へ、夕方冷たい水を引き込むのは可愛そう。
明朝引き込むことにしました。

出かけても田んぼが気になります。あちこちの田を見てきましたが何だかよその田は良く見えます。
「なんたって、十数年ぶりの田を素人がやってんだから仕方ない」と言い聞かせますが不安。
ドラえもんの頭の毛みたいな弱弱しい稲があと数ヶ月で立派な稲穂を付けてくれるのだろうか?

あ~、早く大きくなれ。

2009年5月24日日曜日

新緑の恵みの森




昨日の参加者(私の中学の同窓生と職場の先輩夫妻・クリキンさん達)と恵みの森に入りました。
私はこの春初めて。

ブナの新緑がとてもきれいでした。岩魚ものんびり。

慣れない山歩きということで下の滝で引き返しました。
途中で写真の集団とお会いしました。相変わらず写真の皆さんに人気です。

田んぼ再生-9  田植え







23日は小さな田んぼの田植え。三々五々あちらこちらからいろいろなメンバーが駆けつけました。
午前中は山菜取り。
昼食後いよいよ彰さんの指導で田植えです。

30センチ間隔に糸を張り、後ろ向きで進む方法です。
私が2回経験した方法は前に進んだように記憶しています。只見の中でも場所によって流儀が違うようです。

小さい田んぼ3枚は2時間ほどで終了しました。田の水は温かく、天候もまずまずでしたが、虫に刺されて苦労した人もいました。

田植え終了後全員で記念撮影。

夕方から庭先でパーティー。
交通渋滞で遅れた私の中学の同窓と職場の先輩夫妻が加わり賑やかでしたよ。
山菜のてんぷらとか、肉焼き、チェロやオカリナ、ピアノに歌と賑やかで文化的な雰囲気の中で夜はふけていきました。

2009年5月22日金曜日

田んぼ再生-8




いよいよ明日は田植え。
本当なら数日前に終わらせておきたい二度目の代掻き、彰さんの都合で今日になりました。

機械で全体にかき混ぜた後、エンブリ(柄振)という道具で田の土を平らに均します。

彰さんは救護しらえの道具で作業しました。私は昔の人が作った伝統的な道具を使いました。
その後は水の引き込みを停めています。はたして明日これで上手く田植えが出来るのでしょうか。

田の周囲にはだいぶ草が茂ってきました。気になります。

2009年5月21日木曜日

ありがたい物流


昨年から冷蔵庫の調子がおかしいと妻がたびたび。
確かに音が大きい。
そういえば十数年前に購入した物でそろそろ寿命。
私は何でも直して使いたいのだけれど、省エネ機器に買い換えるほうが・・・

先日東京に行った時、ビックカメラで買いました。
送料据付料無料、旧冷蔵庫引き取り半額、ポイント値引き20%プラス。

最近は木工の工具とか、素材もインターネットで購入することが多くなりました。
何でも数日でこんな山の中にまで運搬してくれます。

今日冷蔵庫が届きました。若いお兄ちゃんが2人で会津若松から。感謝です。

日本の物流は素晴らしい。こんな山の中だって少しも嫌がらず差別をしていません。

2009年5月19日火曜日

田んぼ再生-7




木工の仕事も忙しいのですが、田へは日に何度も足を運びます。
水の管理をどのようにしたら良いのか、田植えの前に会得しておきたいから。

3枚の田の水の水位を一定にするために、水落しは板で仕切りました。こうすると水位の調整が簡単です。
夜間水を止めておくと水位が多少下がります。朝水を引きます。午前中流したままにします。

小川の水温は冷たいのですが、日中の田の水温はだいぶ上がります。
夕方オシドリの夫婦が現れました。私に気が付いて慌てて飛び立ちました。

山の写真は田んぼからの景色です。

2009年5月16日土曜日

田んぼ再生-6 そして秋のコンサート






秋に予定している「森林のふれあいコンサート」の打ち合わせのため、チェンバロ奏者の沼尾さんと写真家の熊谷さんが訪れました。
10月24日14時開演と決まりました。演奏者も昨年よりさらに充実しそうです。楽しみです。

同時に、田んぼの師匠、彰さん登場。
代掻きです。私は初めての体験。一番下の田にはまだまだ水が足りません。急きょ一番目の田から直接引き込みました。

機械だけでは終わりません。ジョリン、鍬、スコップの出番です。泥遊びを思い出します。
子供の頃にこんな場面が有ったらさぞ楽しかったことか。

暗くなる前に何とか全体を田んぼにすることが出来ました。良い運動です。疲れた~よ。

遠くから眺めると何だか江戸時代の田んぼのようです。

2009年5月15日金曜日

田んぼ再生-5




昨日は寒さが戻り激しい風と冷たい雨。

明日は彰さんが代掻きに来れるかもしれない。という事で、田に水を引くことにしました。

脇の小川の流れを堰止める為に杭を打ち、土嚢を積みます。水位が田の面よりあがった頃を見計らって土手を切ります。上手く流れ込みました。

取り込み口を切り開いたままにしておくと水の管理が上手くできません。師匠は100㍉の塩ビ管を埋めろと言いますが、あいにく手持ちがありませんので木で作りました。取り合えず上手くいきました。

水を張ると畦の不具合がすぐに判ります。あわてて土を盛ります。
2時間ほどで小さい田んぼ1つが田んぼらしくなってきました。後は他の2つにどうやって上手く水をまわすのか?午後の仕事です。

腰が痛い。

2009年5月10日日曜日

只見の植物と巨木



昨日、只見地区センターで自然に学ぶ会主催の講演会がありました。

講師は弥彦山脈植物友の会会長の刈屋寿先生。
かつて只見の植物調査に加わり、植物のことは何でも知っている、そんな方でした。

只見の植物は新潟に近い日本海側の植生域と伊南川流域の暖かい地域の植物が混じる植生域に大きく分けられるとの事でした。
只見の中でも微妙に環境が違うことに驚きました。毘沙沢は暖かい植物の地域。

里はまさに花でいっぱい。農民は田畑の準備で忙しそうです。でもみんなこの時期は楽しそうです。

2009年5月9日土曜日

背負子(しょいこ)


最近の人は背中に重たいものを背負うことをしません。
もちろん都会で育った私も物を背負うのは苦手です。

山の中で障害木が切られて、でも運搬が大変で打ち捨てられています。そんな木を薪にするために担いで下ろす人が居ます。
Kさんは登山家、ということで絶えず自らも鍛えるために山の薪を担ぐのだと思います。


そんなKさんの背負子を作りました。これで30~40キロは平気で担ぐようです。

2009年5月8日金曜日

田んぼ再生-4




師匠の彰さんが仙台の豊さんと現れました。

水はだいぶ下がりましたがそれでもまだどろどろ。
耕運機がブンブン働きました。でもすぐに根が絡むのは前回と同じ。結局は人力が物を言う。

こんな小さな田んぼの再生にこんなにも時間がかかるとは。まるで開墾。

かくして今回で何とか当初の目的を果たしました。田んぼ実現まで今一本の所まで着ました。
「水を入れるのは来週中ごろ」だそうです。水田になる瞬間、楽しみですね。

今回応援の豊さん、アルトサックス持参でした。作業終了後に2曲演奏して頂きました。
毘沙沢の山にこだましてステキでしたよ。

2009年5月5日火曜日

田んぼ再生-3





数日前にメールが・・・手伝いにいきますよ~。
チェロ持って来れる?持っていきます。

そして今日都会から2人の助っ人現る。
田んぼの作業に師匠がいない・・困った。

とりあえず先日切り落とした土手の柴を片付け、田んぼと畦の境目を切る作業。力仕事、草の根を掘り起こす。
田は、周囲を形作る畦をきちんとするとそれだけでがぜん田んぼらしくなる。

労働に付き物の夜の宴会。只見町ではマトンの肉焼きが定番。
林道のMさん親子にも声をかけ。いや子ではなく娘さん。今回はお父さんの手伝い。明日帰るとの事。丁度良い送別会。

その後はまたしても酔っ払いの音楽会。チェロ、オカリナ、フルートそして下手なコルネット。
チェロはすごい。ボリュームが有って、びんびん響く。

田んぼは所詮酒を飲むためのきっかけ?

2009年5月1日金曜日

啄木鳥はパーカッション





家具屋は仕事の合間に陽だまりでお茶をします。
今日も快晴、この時期は太陽の日が心地よく感じられます。

聞こえる音は小鳥たちのさえずり、水の流れる音。そして啄木鳥の木をたたく音。
ドラミングです。まさにパーカッツション。
高い音、低い音がステレオで山に響きます。

小鳥のさえずりに啄木鳥の演じるドラム。山は今の時期連日野外音楽会です。

毘沙沢から今朝の山の空気をお届けします。届くかな?

昨日、只見町でトキが確認されました。大騒ぎ。
連休で何処もかしこも大賑わい。毘沙沢は本当に静かです。