2008年9月30日火曜日

工房毘沙沢の仕事




妻の裂き織りです。小さな織り機ですが結構いろいろと出来ます。

縦糸張りは私も手伝っています。
今回バックをいくつか作っていますが皮の取っ手、肩掛けは私の仕事です。

10月3・4日千葉県柏市松葉町の「民家ギャラリー結」で手作り品展示即売会が在ります。
写真の品が並びます。

お近くの方は覗いてみて下さい。

2008年9月25日木曜日

印旛の家




久々に上京。

用事は2つ。30年間務めた設計事務所の先輩の送別会への出席。私の木工の指導者榎本氏と共に学んだ安川氏、安田氏の木工展へ。

木工展は京成佐倉駅から車で10分ほどの田園の中の印旛の家ギャラリー。

ギャラリーのオーナーは建築家・高野氏。 
民家を改修し、さらに新たな建物で庭を囲み、落ち着いた雰囲気を作っていました。

榎本さん、安川さんと久々にお会いし、なにやらのんびりして長居をしてしまいました。

送別会は新宿、数ヶ月ぶりで都会を味わいました。真夜中でも人がワンワン。

暑かった都会から戻ると会津は寒いほど。夜ストーブを焚きました。

2008年9月20日土曜日

分校の稲刈






今年も稲刈の時期になりました。実はコシヒカリはもう少し時間を置いて刈りたいのですが、稲刈イベントのスケジュールを変更できません。と言うことで実行しました。

台風の影響も無く素晴らしい天気に恵まれました。

稲を刈るサクサクという感触。干草の匂い。良いですね。

収穫祭は、例年の餅つきをして、楽しい時を過ごしました。

2008年9月19日金曜日

梁(やな)




今の時期になると毎年伊南川に大きな梁が仕掛けられます。

目的は鮎です。夜の照明設備も準備されていました。

最近は鮎が川鵜に食べられてなかなか大漁には成らないと聞きました。

果たして今年はどうでしょうか?

数年前にここで獲られた鮎を頂いて食べた覚えが有ります。

気になります。

2008年9月18日木曜日

天板の仕上げ




ナラのテーブルの天板が仕上がりました。

2枚接ぎの920×2060です。2枚の板は同じ1本の丸太から取りましたが、芯を挟んで離れています。
ブックマッチではありません。
1枚は柾目、1枚は板目、それぞれ個性が有ります。
思うようになりません。板が主張します。押さえ込むのに大変でした。

つくづく板の言うとおりに作りたいと思うのですが、発注者の事も考えます。

辛いところです。

2008年9月13日土曜日

民報サロンー4



いよいよ4回目が終わりました。あと2回です。

今日午後、湯ら里で行なわれた河井継之助記念シンポジュウムに出かけてきました。

没後140年。町の記念館が改装されて新しくなった事。長岡市に新たな記念館が出来た事。そんなことから只見町が主催しました。

「戊辰戦争と河井継之助」と言う題で、半藤一利氏が基調演説を行い、そのあと4人のパネラーを交えてパネルディスカッションが行なわれました。

戦争に負け、長岡から沢山の人達が八十里の峠を越えて只見に非難してきた事。それを只見の人達が暖かくもてなした事。只見だけでなく、南郷、金山あたりまでの農家に分宿したようです。

2008年9月11日木曜日

第8回民報サロンの集い







福島民報の民報サロン執筆者を対象に4年に一度「サロンの集い」が有ります。
民報サロンは第一期昭和48年から始まり現在までの執筆者総数は2,115人になるようです。
一地方紙でこのように続いているコラムに驚きです。


昨日、郡山のビューホテルアネックスへ出かけてきました。
大ホールで、来年のNHK大河ドラマ「天地人」の作家、火坂雅志さんの講演を聞き、美味しい料理を頂きました。

郡山は大都会でした。駅の中に語りのコーナーがありました。只見から車で3時間です。

2008年9月8日月曜日

リサイクル



白樺湖の山の中から270キロ離れた我が家に、ハイブリッドカーに積まれて、長い事使われた椅子の部材が届きました。

かつての職場の先輩夫妻。数日前電話があり。「薪にしようと思って別荘に運んだんだけど何かに使えれば」「もちろん使います。お願いします」

来年の春までに、「え、こんなになったの」といわれる物に変身させてみようと思います。楽しみにお待ち下さい。

2008年9月5日金曜日

モシキ (燃し木)


まだ薪割りは終わりません。夕方2時間ほど汗をかいています。

薪割りをしていると木という生き物の素性が少し判るような気がします。

家具屋はナラとはだいぶ付き合いが長いのですが、薪割りをしていると、さらにつくづく個性の強い木だなと感じます。

昔の人はこうして木という生き物ととことん付き合ったんだなと、しみじみです。

薪割りは小学校の必須科目にしたらいいですね。体力も付くし。汗を流して気持ちいいし。暖房にも使えるし。

私の薪割りはまだしばらくは続きそうです。

2008年9月3日水曜日

外食




東京の生活の永い私にとって外食がし難いのには困ります。

蓼科や軽井沢ならおしゃれなお店がいっぱい有りますがここには無いのです。

そんな中でお隣の町、金山町の「ひょっとこ亭」は良く行く店です。
首都圏で修行してきたマスターが頑張っています。

奥会津の山の中で、海鮮料理です。これが私にはたまりません。

しかしながら「ひょっとこ亭」は松坂峠を越えて隣国。雪が降ると行けません。
女房の母親が来ましたので、今晩は生ビールとお刺身定食でした。

2008年9月2日火曜日

白山神社の調査






毘沙沢には白山神社が有ります。2年前に神様は山の向こうの神社に引越し合祀しました。空き家です。

建物がだいぶ傷みましたので壊したものか思案中です。

今日、町の教育委員会が調査に来ました。保存価値があるかの判断。

かつては大切だった物も今は色あせています。寂しい気がしました。

電気が引かれて喜んだ祈願はついこないだ、昭和32年です。

大衆の信仰の証として大切にしたいものと認識していますが。

日の丸の旗がありました。私の知る旗は赤が染め抜かれていましたが、ここの旗は色違いの布を綺麗に縫い合わせていました。丁寧に。本当に丁寧に丁寧に。