2008年4月19日土曜日

布沢集落


森林の分校の位置する布沢集落は、日本の中山間地の、現在のあらゆる問題を抱えているように思われます。

外から来た私には正確には理解できない点も多いのですが、都会に居て感じているよりは身近に感じています。

そして、これらの問題は、日本のあらゆる場所で同じように語られている訳で、誰もが共通に問題視しているという事も承知しています。

そんな中で、時に触れ、少しずつ布沢の現状を書いてみたいと思います。

布沢集落の現在の世帯数は58世帯。人口は163人。高齢者比率は44.5%で空き家は14戸。集落内では現金収入が得にくい為、若い人は町へ働きに出ています。

将来の、集落の姿は想像がし難い、と言うのが現実です。最近話題の限界集落とは、高齢者率が50%を超えた集落ということのようです。そう遠くない数字です。

写真は「森林の分校」の有る、布沢の中心部です。集落はこの奥3キロほどに連なります。そしてその奥が「恵みの森」。写真最下の赤い屋根が「森林の分校」、そしてその左奥が「癒しの森」という位置関係です。

写真は、我々の仲間K.K.氏のものです。

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