2008年3月24日月曜日

毘沙沢(びさざわ)


私達の住む毘沙沢は、只見町布沢集落からさら2.5キロの林道を山に入った終点の一軒家です。

かつては梁取姓の7戸の集落でしたが、昭和44年に会津地方を襲った集中豪雨の被害がひどく、離村し、残された一軒が私の家になります。正確には神社と蔵が残っていますから3建物です。2年前まではさらに一軒有りましたが、焼失しました。

かつては毘沙沢村として永い歴史が有るようです。家の東に布沢城跡が有り、戦国の頃、山城として使われていたようです。

周囲は山に囲われていますが、田んぼの作れるところには、ことごとく田の跡が残ります。棚田です。昔を知る人は、毘沙沢の田は素晴らしかったと話します。現在は全てが自然に帰りつつあります。

周囲の山は里山で、楢、クリ、ケヤキ、桜、ホウ、栃といった広葉樹林です。もちろん生活のため、杉も植えられています。

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